青色の研究 という名前について

こんにちは、青色の研究です。


今回は私の屋号、作家名である

「青色の研究」という名前についてお話しします。


イベント出展のときにお客様から

「なぜ青色の研究なの?」

「何の研究をしているの?」

とお尋ねいただいたことがあります。


確かに、刺繍に直結しない

わかりにくい名前だなと

自分でも思うことがあります…


この名前は、アーサー・コナン・ドイルの

シャーロック・ホームズシリーズ最初の作品

『緋色の研究』から付けました。


本の内容はここでは割愛します。


タイトルは原題では " A Study in Scarlet "


一説によると、

" study " は本来「研究」と訳すのではなく、

絵画作品でよく使われる「習作」と

訳すのではないかと言われています。


訳し方によってイメージが異なる

このタイトルが印象的で、

この説を知ってからずっと心に残っていました。


「研究」と「習作」。

この先、刺繍を続けていくにあたり、

刺繍の基本的な技術に何度も立ち返り研究すること。

作品を作るということ。

それを忘れないためにも、

" study "という言葉がぴったりだと考えました。


なぜ青色にしたかというと、

青色が好きだから。

自分の名前に青が入っているから。

出身地が青森県だから。

という3つの理由があります。


これからもこの名前を大切に

活動していきたいと思います。


以上、青色の研究でした。

青色の研究

物語る、刺繍。 Embroidery telling a story.